「FXはマルチモニターのPCがないと勝てない」
そんな常識は、もう過去のものです。現代のスマホアプリ(特にMT5)の性能は飛躍的に向上しており、設定さえ正しく行えば、PCと同等レベルの環境を持ち歩くことができます。
今回は、私が通勤電車の中や昼休みのカフェで実践している、iPhone(スマホ)1台でのスキャルピング完全攻略法を公開します。
1. 「スマホだけ」で勝てるのか?
結論から言うと、勝てます。ただし、条件があります。
複雑なラインを何本も引いたり、マイナーな指標を使ったりする分析はスマホには向きません。しかし、私たちスキャルパーが狙うのは「一瞬のプライスアクション」と「主要な移動平均線・水平線」での反発です。
これらはスマホの画面でも十分に確認可能です。むしろ、PCを開く手間がない分、チャンスを逃さずエントリーできるメリットさえあります。
2. 必須アプリは「MT5」一択である理由
海外FXでトレードするなら、アプリは「MetaTrader 5 (MT5)」を強く推奨します。前作のMT4よりも動作が圧倒的に軽く、仮想通貨のようなボラティリティの高い相場でもサクサク動くからです。
- 動作速度: チャートの描画や約定スピードがMT4より高速。
- 時間足の豊富さ: 2分足や8時間足など、MT4にはない時間足が表示可能。
- ワンタップ注文: チャートを見ながら一瞬でエントリー・決済が可能。
3. 実践!スキャルパーのための最強画面設定
小さなスマホ画面で情報を詰め込みすぎると、判断が遅れます。私の設定は極めてシンプルです。
① インジケーターは2つまで
私は「20期間移動平均線(SMA)」と「ボリンジャーバンド(±2σ)」しか表示させていません。オシレーター(RSIなど)は、画面を狭くするのでサブウィンドウには表示させず、必要な時だけ切り替えて確認します。
② 配色は「ダークモード」必須
背景は黒、ローソク足の陽線は「青」か「緑」、陰線は「赤」。余計なグリッド線(背景のマス目)は非表示にします。これでローソク足の動きだけに集中できます。
4. 誤発注を防ぎ、最速で注文する操作テクニック
スマホトレード最大の敵は「操作ミス」です。指が滑って変な注文を出さないよう、以下の設定を徹底してください。
ワンクリック注文の活用
MT5アプリには、チャート上に「Buy / Sell」ボタンを表示させる機能があります。スキャルピングではこれを使います。
ただし、「確認画面を省略する」設定にチェックを入れるのを忘れないでください。確認画面が出ている1秒の間に、価格は動いてしまいます。
ポケットの中で誤作動しないよう、トレードが終わったら必ずアプリを完全に終了させるか、ロック画面に戻る癖をつけてください。
5. スマホトレーダーが気をつけるべき「通信の死角」
通勤電車、特に地下鉄は危険地帯です。ポジションを持ったままトンネルに入り、通信が切れている間に暴落...というのは「スマホトレーダーあるある」ですが、笑えません。
「電波が不安定な場所では絶対にポジションを持たない」。
これを徹底してください。また、万が一のために、エントリーと同時に「損切り(Stop Loss)」が入るように、EXNESS側の設定をしておくことも重要です。
6. まとめ:隙間時間を最強の副業タイムへ
スマホトレードのコツは、「PCの代わり」をさせようとしないことです。スマホにはスマホの「機動力」という武器があります。
EXNESSの公式アプリやMT5アプリを使いこなせば、ランチタイムの15分、帰宅電車の20分が、貴重な利益機会に変わります。まずはデモ口座で、スマホでの操作感に慣れることから始めてみてください。
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