「土日は相場が休みだから、暇を持て余している」

そんな風に思っている為替(FX)トレーダーの方、非常にもったいないです。

仮想通貨市場に「休み」はありません。特にビットコインは土日でも世界中で活発に取引されており、平日に時間が取れないサラリーマンにとって最高の稼ぎ場となります。今回は、私が実践している「週末限定の攻略法」を公開します。

1. 為替トレーダーが知らない「365日の市場」

ドル円やユーロドルなどの為替市場、および株式市場は、金曜日の深夜(日本時間の土曜早朝)にクローズし、月曜の早朝まで動きません。

しかし、ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)は、中央集権的な取引所が存在しない(分散型ネットワークである)ため、24時間365日、1秒も止まることなく動き続けています。

窓(ギャップ)は埋まる習性があります。

つまり、「平日は仕事に集中し、土日にガッツリ稼ぐ」という、兼業トレーダーにとって理想的なライフスタイルが可能になるのです。

2. 土日相場の特徴:機関投資家不在の真実

とはいえ、平日と土日では相場の性質(プレイヤーの質)が異なります。ここを理解していないと負けます。

  • 機関投資家がいない: ヘッジファンドや銀行などの大口は休みに入ります。市場参加者は「個人トレーダー」が中心になります。
  • 出来高(Volume)が減少: 取引量が減るため、一方向への強いトレンドが発生しにくくなります。
  • 突発的な乱高下: 板(オーダーブック)が薄いため、少し大きめの注文が入ると価格が飛びやすい(ヒゲが出やすい)傾向があります。

要約すると、「基本はレンジ相場だが、たまに急なヒゲが出る」のが土日の特徴です。

3. 攻略法①:ボリバン2σ逆張りスキャル

トレンドが出にくいということは、逆に言えば「レンジ相場攻略(逆張り)」のチャンスです。

私が愛用しているのは、ボリンジャーバンドを使ったシンプルな手法です。

設定とルール
  • インジケーター: ボリンジャーバンド(期間20、偏差±2σ)
  • 時間足: 5分足 または 15分足
  • 売り: ローソク足の実体が+2σ(上の線)にタッチ、または突き抜けたらショート。
  • 買い: ローソク足の実体が-2σ(下の線)にタッチ、または突き抜けたらロング。
  • 利確: ミドルライン(中心線)に戻ったら決済。

平日の強いトレンド相場では「逆張り」は自殺行為ですが、パワーの弱い土日相場では、この「バンドウォークせずに反発する動き」が高い確率で発生します。

4. 攻略法②:月曜朝の「CME窓埋め」理論

これは少し上級者向けのテクニックですが、知っておくと強力な武器になります。

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)には「ビットコイン先物」が上場されていますが、CMEは土日が休みです。

窓(ギャップ)が発生する仕組み

  1. 金曜日のCME終値が「50,000ドル」だったとする。
  2. 土日の間に現物価格が急騰し、「52,000ドル」になった。
  3. 月曜日の朝、CMEが開場すると、価格はいきなり「52,000ドル」付近から始まる。
  4. チャート上にポッカリと空いた空間(窓)ができる。

相場には「開いた窓は埋める(Gap Fill)」という強い習性があります。つまり、月曜日の早い段階で、価格が金曜日の終値(50,000ドル)に向かって逆行する可能性が高いのです。

この習性を利用し、月曜早朝に「窓埋め方向」へエントリーするのがこの手法です。

5. 注意点:スプレッドの拡大に気をつけろ

土日トレードの最大の敵は「スプレッド」です。

市場参加者が減るため、流動性が低下し、多くのFX業者ではスプレッドが平日よりも広がる傾向があります。スキャルピングにおいてスプレッドの拡大は致命的です。

レンジ相場こそボリンジャーバンドの出番。

だからこそ、業者選びが重要です。私が使っているEXNESSは、土日でも平日と変わらない極狭スプレッド(ビットコインやゴールドなど)を提供しています。土日に稼ぎたいなら、EXNESS一択と言っても過言ではありません。

6. まとめ:休日は「稼ぐ日」に変えられる

「土日は休むもの」という固定観念を捨てれば、あなたの収益チャンスは一気に増えます。

平日とは違う「土日の顔(レンジ相場)」を理解し、適切な手法(逆張り)を用いれば、リスクを抑えて利益を積み上げることが可能です。まずは今週末、チャートを開いてみてください。

土日もスプレッド最狭水準

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